高槻市 市民防災協議会主催(高槻市危機管理室主導)による五領地区の地域タイムライン作成等に向けたワークショップを令和6年8月~12月計5回、高槻市立五領公民館 大集会室において開催することになりました。3名のプロのコーディネーターのもと、地域の各種団体、施設様、企業様に参加をお願いして議論を交わし、情報共有します。
<開催スケジュール>
1回目:令和6年 8月10日(土)9時30分~11時30分
2回目:令和6年 9月14日(土)9時30分~11時30分
3回目:令和6年10月12日(土)9時30分~11時30分
4回目:令和6年11月 9日(土)9時30分~11時30分
5回目:令和6年12月14日(土)9時30分~11時30分
<目的>
・五領地区全域 水災害(大雨、洪水、河川の氾濫)の防災
コミュニティタイムライン → マイタイムライン(個別避難計画)
・地域独自のルールづくり:誰も犠牲を出さないために
<5回のワークショップの流れ>
①座学(解説):コミュニティタイムライン等グループワーク1
②グループワーク2:地区の危険なところを知ろう(オンラインまち歩き)
③コミュニティタイムライン作成
④コミュニティタイムライン作成
⑤マイタイムライン(個別避難計画)の作成(案)
<コミュニティタイムラインとは>
災害発生に備えて、「個人」と「コミュニティ(自治会など)」が事前にとるべき防災行動について、
•「いつ」
•「誰が」
•「何をするか」
を時系列に整理したものが「コミュニティ(地域の)タイムライン」です。
<マイタイムライン(個別避難計画)とは>
•風水害に備えた行動を一人ひとりがあらかじめ決めたものが 、マイ・タイムラインです。
◆第1回目ワークショップ(8月10日)
1回目のワークショップには市民防災協議会 松本会長/古前委員、高槻市危機管理室 松永危機管理監/船本主査、高槻市地域共生社会推進室 左海主幹/木村副主幹/安井主査、関西大学社会安全学部 越山教授の方々にオブザーバー参加頂きました。
佐村河内/前川コーディネーターの下で、ファシリテーターとして関西大学社会安全学部の5名の学生さんに入ってもらい、地域の防災委員(自治会役員)や地域の各種団体、施設の方21名により「地域に水害・土砂災害が迫った時」を想定して、地域で起こること、自身の身に迫ること、地域や自身で解決出来ることなど、5つのグループで議論を交わしました。
(各グループの発表内容につきましては、後日、掲載します)
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水害・土砂災害について、ブレインストーミング手法を用いて、5つのグループで話し合った結果を関西大学社 会安全学部の学生さんがまとめてくれました。
ピンク網掛:水害での起こること、地域課題
ブルー網掛:地域(自分たち)ができること
◆第2回目ワークショップ(9月14日)
今回も市民防災協議会 、高槻市危機管理室、高槻市地域共生社会推進室、関西大学社会安全学部 越山教授の方々にオブザーバー参加頂きました。
引続き、ファシリテーターとして関西大学社会安全学部の学生さんの協力を頂きました。
地域の防災委員(自治会役員)や地域の各種団体、施設の方23名により「①浸水の危険性があるところ、②特に危険なところ、③注意が必要なところ、④防災に役立つ施設、設備など」を白地図書き込む作業をグループが行い、発表しました。
参考に出来るツールとして「国土地理院地図」で、地図上で0.1m単位で海抜が判ることを教えて頂きました。これで過去に浸水した所を確認すると、他の所と相対比較ができ、低い地域であることが裏付けられました。
五領地区の大半は河川がはん濫すると、浸水しますが、そういう状況下ですが、参加者は避難出来る施設等がないか、どのグループも真剣に話し合い、「防災マップ」づくりを行いました。
関西大学の学生さんにより、各グループが作成した防災マップを五領地区全体に落とし込んで1つの防災マップにして頂けます。後日、入手しましたら、1回目同様、このHPにアップします。
※3回目に参加する時の宿題:
各自が避難する経路/手段を2案程度作成して、提出すること。
※参考:国土地理院地図
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.869308/135.663714/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c